二つの種族
*3*
私はシュウとか言われている人をスルーしてユイの傍に立った
レ「柊架さんは私以外の兄弟に会うのは初め
てですよね。紹介します。先ほどからソ
ファーの上で寝ているのが、長男のシュ
ウ。そして次男の私。次に三つ子のアヤ
ト、ライト、カナト。壁にもたれている
のが末っ子のスバルです。そして最後に
、貴方の横に居るのが先週家に来た、花
嫁候補の小森ユイさんです。」
柊「はい、分かりました。あっ1つ質問、
花嫁候補ってどういう事?」
レ「……いつか分かります。迎えの車が来た
ので、もう行きますよ」
柊「…?」
話を逸らされてしまった柊架は、とりあえずユイを見た。するとユイは気まずそうに玄関の方へ向いてしまった
柊「聞くなって事か…」
ユ「え?何か言った?」
柊「ううん、何でもないよ。行こっユイちゃ
ん!」
ユ「うん!」
(たった一人の女の子だから、あまり気まずくならないといいなー
でもいつかユイちゃんの口から聞きたいな)