ヤキモチ彼氏!?


「…広野先輩…!?」


不敵な笑みを浮かべる広野先輩。


「向井くん…教えてよ?俺と…何?」

真っ青に青ざめ、笑顔を引きつらせる向井君。


「な…何でもありません…!!」

「ふぅーん…何でもないこと喋ってたわけ」

ドス黒い笑顔をニッコリと浮かべる広野先輩…


な…何この人…

「はい!あの….本当に何でもありません!!あ…お…俺!トイレに行ってきます!!」


向井君は、逃げるようにトイレに走って行った。


行ってしまった…
えぇっと…私はどうしたらいいのかな…


ビクビクしながらゆっくりと顔をテーブルへ戻そうとしたその瞬間…!



ガシッ!!



「へ?」


「ちょっとお前にはお説教が必要みたいだな…」


ものすごく怖い顔をした先輩にズリズリとお店の外に連れて行かれるあたし…


ひぃ〜〜!!


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