君とみた蒼空




たまたまぶつかってしまったあの男の子が、まさか同じクラスで席も隣だったとは………。



彼は私を見ると、驚いたような顔をした。



「あっ、さっきはごめん。本当に大丈夫だった?」



彼は私に向かってそう聞いてきた。



私は一瞬戸惑ったけれど、返事をしないわけにもいかずぎこちなく頷く。


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