私は姉を守ります
「やだっ!!......っ、やぁっ!!紫津さんっやだっ!!」
数日前、母さんが再婚した相手の紫津さん。
母さんはこの日、仕事で家に居なかった。
「しっず....さんっ!!ぅっ.....えぇー」
姉は、私の様子を見てか気が動転していたのか大声で泣いている。
そんな中、私の上に馬乗りになって私の首に顔を埋めている紫津さん。
腕や足を紫津さんに掴まれている私は、あまりその場から動けなかった。
「やめてよーっ!!紫津さんっ!!う"ゎーー!!!」
「っ!!!..るっせーんだよ!!糞ガキっ!!」
バンッ
紫津さんの怒鳴り声と共に響いた音。