「私は貴方のモノ」【完結】
…最低?
それで結構。
そんな俺に抱かれて、泣けよ。
鳴いてしまえ。
無理矢理、キスをして口を塞ぐと俺は衣服の中を弄った。
抵抗するタエに、背筋がゾクゾクとした。
唇を噛み締めて、さっきからずっとぎゅっと目を閉じている。
目からは涙が止まる事なく溢れていた。
首筋に舌を這わせながら、タエの感じる場所を探る。
恐怖で体が硬直してるタエが、素直に感じる事はなさそうだった。
(…まあ、これからじっくり)
そう思うと、さっさと自分の欲望を彼女にぶつけた。
タエは痛みで顔を歪ませる。
痛いって声を漏らすけど、お構い無しに動く。
別に痛いんだろうが…どうだっていいし。
俺には関係ない。