「私は貴方のモノ」【完結】


「俺しか知らないんだから、もっと、聞かせろ」



これが調教だというのなら、そうなのかもしれない。
タエはいい様に俺に飼い慣らされている。


身に着けているのは薄いベビードールだから、すぐに白い肌が露になる。
ちゅっと、キスをしながらまた吸い上げていく。



「や、アキラっ」



体で俺を求めて来るタエに、何度も応えた。



好きだ。

タエ、お前を好きだ。



そう、告げてしまったら。


お前は。

俺を軽蔑するか?



こんな事をして閉じ込めてる俺を、軽蔑してしまうのだろうか。


こんな方法でしか、愛情表現出来ない俺をタエは赦してくれるだろうか。



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