晴れ時々毒舌裏バージョン
高倉健さん
亡くなりましたね。残念です。一時期はまりまして昔のからずっと追いかけました。
はまったきっかけは夜叉です。これを高校生の頃に映画館で観ました。
当時十代の僕にはもうおっさんですが、何故か観に行ったんです。
当時は街に来る映画は全て観てましたから。
新聞配達でただの券を貰ってたし映画に飢えてましたからね。
映画館も二つしかないからそりゃ何でも行くんです。
夜叉ですが、高倉健さんの映画のクオリティとしては、まあまあです。
と言うか幸せの黄色いハンカチ以降の高倉健さんを特に追いかけましたが、クオリティが完璧ってのはないなと思います。
幸せの黄色いハンカチは好きなんですが、あれは山田洋二監督の映画ってイメージで健さんの映画って感じではないんです。
健さんの映画は誰の監督でも健さんの映画になるんですね。
そういう意味で映画の賞には余り縁がなかったのかなあとも思います。
夜叉を観てね映画館で体調いまいちで微熱があったのまで覚えてますし、何より渋いよなあです。
当時は洋画に完全にやられてましたが、男ってのはこうだよなです。
それと、戦場のメリークリスマスでは、まだ何処か漫才師ビート武ってイメージが強かった武がこの映画では俳優として本格的になってます。
今でこそ戦場のメリークリスマスの武の演技は評価高いけど当時は観に行ったんですが、何処か漫才師ビート武でしたね。
特に高倉健さんでこれはってないんです。冬の華も、駅ステーションも、八甲田山も、青函トンネルの話しも、ぽっぽ屋も、高倉健さんなんてすよ。
男の佇まいってのがある人で特に歳を取ってからが、良かったです。