晴れ時々毒舌裏バージョン
アメリカ的
このところ読んでる熊谷達也のマタギの本とか昔の日本人を描いた本とか司馬さんの本とか読むと思う。
自分自身がトンネルってある種特殊な業界にいるからかもです。
トンネル業界はフリーランスの集まりです。昔はやくざの制度のようになってたらしいです。親分子分ですね。
そこにあるのは、制約も当然あるけど助け合いです。その代わり色々制約もあります。それとやはり山への恐れです。
昔の日本人は義を重んじたし個人主義ではなかった。
お金がなければ助け合うしって形ですね。
戦後の日本はとにかく立ち上がろうとして民主国家を作り上げ必死に働けば何とかなるって世界を作り上げた。
ピークがバブル期でしょう。
僕なんかの親の世代はそうして頑張った訳です。お金があればですよ。
しかし、そこに歪みが出たのだと思います。物質主義になりすぎたのでしょうね。
一昔前にスローライフって流行りましたが反動でしょうか。
最近の政治情勢や事件を見てるとアメリカ的な考えの限界を見るようです。
物質主義ですね。う~ん難しいもう少し考えますね。
混乱するね。今の日本は人と人との繋がりが薄れてる。今は一つの会社に雇われてるけど作業員はフリーランスの人です。
いかに良いトンネル屋を確保しておくかって常に考えますね。
そこには、人と人との繋がりが必要です。お金だけでは動きません。
高山さんの現場なら安くても行くって連中です。
その代わりケツを持つと言うことです。
何かが起これば僕は良いトンネル屋の為には身体を張りますよ。
元請けとも喧嘩もしますし、現場が終わった後の次の現場の世話をします。
他の会社に入れたりね。そこには持ちつ持たれつの関係があるし義って有りますね。未だにやはりそういうのあります。
そういうのを重んじない人間は狭い業界で直ぐに良くない噂が広まります。
う~ん言いたかった事からずれたけど今回はここまでお金が全てでは、ないって事ですよ。もちろんお金はいるけどね。