晴れ時々毒舌裏バージョン
事故
もうこのエッセイも長いから大きな事件はほとんど書いてますし海外での事は諸事情から覚えてないんですよね。
それと思い出したくないんです。
まあ、最近は仕事は絶好調です。
大きな仕事を取れてるし皆良くやってる。
そういう中でも事故は防げないって事も有りますね。
こないだ現場に行っててうちの所長と現場見ながら話してたらたまには機械に乗ったらすっきりしないかと言うんですよね。
いや、乗ってるだろうと言うとこの現場では余り乗ってないから元請けが高山君は作業員としてはどの程度なのと聞かれたらしいです。
答えはオールマイティーだけど、何が凄い得意はないと答えたらしいです笑
僕は他の現場にも行ってるから機械に乗ってると勘違いしてた。
しかし、もっと誉めろよなです笑
まだ、そこはやっと十数メートル掘ったばかりでまだ発破の後に土を出すのにダンプを入れられない状態でした。
発破とはダイナマイトね。
だから土を出すのにタイヤショベルでそのまま土捨て場に出すんですが、前から入りそのまま一番早いスピードでバックして土捨て場に行くんです。
けっこうこれはタイヤショベルに乗りなれてないと腕の差が出ます。
それならワシが行くかです。タイヤショベルは得意なんです。
若い作業員が乗ってるの見ててもっと最短で行けるだろうと言ってた矢先でしたからね。
腰にコルセット巻いて手首にリストバンドして何故リストバンドするかはブレスレットしてるのと手首を痛め安いからです。
腰にコルセットは作業する時は必ずします。
大きな事故をしてますからね。
皮の手袋着けて作業員に発破の後俺が乗るから見てろです。
しかし老体なので用意が大変です笑
発破かけたらタイヤショベルとブレーカーとユンボが入ります。
山の具合によってはブレーカー入らなかったりしますが固いから必ず今回は入ります。
ブレーカーってのは先に大きな釘のようなのがついてて叩くの機械ですね。
ユンボは皆さん一番お馴染みのパワーショベルです。
タイヤショベルはパワーショベルのタイヤバージョンです。
三台も大きいのが入るしまだ中には機械が有るから三台の連携が上手く行かないとけっこうぶつかります。
軽く当たるとかは普通ですね。
土を出す作業はそうして始まりました。