晴れ時々毒舌裏バージョン
村上春樹
好きな作家ですね。小説はもしかしたら短編を逃してるのも有るかも知れないけど、全て読んでます。
好きな作家に筒井さんとか北方さんが居ますが筒井さんは随分年上ですし全て読めてるかは無理ですね。
昔に出た全集はほとんど読んでるけど最近のは読めてないのも多いです。
北方さんも一時期スランプと言うかワンパターンにはまって読んでないの有りますし北方三國志とか水滸伝はまだ読めてないです。
そういう意味でほぼ同時代を走ってくれたのが村上春樹さんですね。
最初は高校に入ったばかりで羊をめぐるを読んだんですよ。
それがはまってデビュー作品とピンボール読みました。
羊で一気に変えて来てるのがそこで分かりました。
村上龍との対談でその辺りに触れてますね。なんと対談本が当時は出てたんですね。
三作目で跳べって感じで書いてます。
村上龍もコインロッカーベイビーズが三作目ですからこの辺りは共通してますね。
村上龍も好きですが、今は特にまたかよです笑
八十年代や九十年代の龍は好きです。
春樹さんはその後に世界の終わりを書いてくれてこれが自分自身決定打になりましたね。
こんなの書くんだと高校生の僕は衝撃的でした。
そしてノルウェイの大ブームですね。
大ブームになってもスタンス崩さなかったのが良かったかもです。
国境のをとかスプートニクも好きですがねじまき鳥はある意味集大成的に捉えましたね。
しかし、かなりばらつきがあるなとも思いましたが読んでてパワーでねじ伏せられました。
その後も長編や短編集が出たら買いましたしエッセイも好きです。
カフカも読みなおしたら良かったです。
1キュウ84も好きですが昔の春樹さんだなと思いましたね。
だけど最初に何にハマるかは年代によりますよ。
アフターダークも好きだし短編集が良いね。特に初期が好きかも。
中国行きのスローボートとかね。
訳書と一番好きなのも熊を放つです。
ジョンアービングですがこれにはやられました。
キャッチャーインザライも好きですけどね。
今回もノーベル文学賞がどうなるか?とかハルキスト達は取材受けるんだろうなあ。
ハルキストって言葉は好きではないしいつから言い出したの?です。
この人のお陰でスコットフィツジラルドやティムオブライエン読みました。
特に売れなかったティムオブライエンは好きですけどね。
春樹さんのずっと描いてるのが喪失感でしょうかね。
もう一作位は大作をと思います。ノーベル文学賞取っても取らなくても僕はファンだと胸を張れますよ。
同時代に村上さんが居てくれてそりゃ良かったです。
なかなかそういう作家とは出会えませんからね。