タイヨウは君に輝く
相手校の選手達も、まばらだけどアップをするため集まってきた


わたしの隣で希美がイケメン選びをしている


「ね〜未来、あの人なんかかっこよくない?!」

希美は指で指した


「陸の方がカッコイイ!」
「そーゆーのなしで考えて!!」

希美は頬を膨らまして間髪いれずに言った

「希美が1軍以外で気になるなんて珍しいねー、実力主義じゃなかった?」

「あの人多分同い年の1年だからさ、それで2軍ってすごくない!?」

「上手いってことだね、来年の有望株♪?」

「そ!目の付け所がいいでしょ〜!」

「声かけてきたら?」

「無理無理!!」

希美は顔を赤く染めた

何気に恋に奥手な希美をからかうのは楽しい





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