俺は今、見知らぬ女に壁ドンされている
俺はどうやら、自覚はないが、だいぶ酔ってたらしい………。


なんと、思考が全て口に出ていたのだ!



ゲロ女に壁ドンされながら考えていた内容が全て筒抜けだったなんて………。



は、恥ずかしすぎる!!


穴があったら入りたい!!



俺の狼狽をよそに、女は余裕の笑みだ。



「このあたしに一目惚れされようだなんてねぇ、百年早いのよ!」



くーっ、ムカつく!!



「誰がお前みたいなガサツ泥酔ゲロ女!

こっちから願い下げだっつーの!」



俺は怒りに任せて、女にばしゃりと水を引っ掛けてやった。




< 17 / 42 >

この作品をシェア

pagetop