UFOキャッチャーに魅せられて
再会
亮太郎side
あれから二週間
ほとんど睡眠もとらずに各店舗を回り調査をしてきた
店舗によって集客数を増やす色々なアイデアや工夫をしていた
しかしあのディスプレイ以上に心惹かれる物はなかった
そして何より
『彼女』が頭から離れなかった
肩まであるさらさらの黒髪
大きな瞳
ピンク色の唇
俺と頭二つほど違う小さな身長
「チッ・・・・」