UFOキャッチャーに魅せられて
「あったかい」
身体もそうだが美月さんの優しさに心までポカポカなり
幸せな気持ちになった
「そういえば美月さんと前ここで一緒にコーヒー飲んだな~」
「フフッあの時は美月さんの事
田中さんって呼んでたんだった」
ふと遊々に入ってきた時の事を思い出す
あの時の私は
人に心開けずどうしていいかわからなかった
もう本当に私はこのまま他人と関わらず生きていくしかないんだ
そう思っていた時に
田中さんから外で休憩しない?と誘われた