NA・NA・MI

「へぇー、ナミちゃんってそんなに凄かったんだ?」



そう言って菜実の客の連れがデレデレした顔をアタシに向けた。


だから、それはアタシじゃないっつ~の!!


この前から何を考えてるんだ?菜実のヤツ。



「何怒ってんの?美人が台無しだよ?」



そう言って、客はアタシの太ももを触った。



「何すんだよ?!糞ジジィ!!」



アタシは目の前にあるグラスに入ったお酒を、客にぶっかけた。



「何をするんだ!?」


「アタシに触るなんて、100万年早いんだよ!!」



客は怒りで震えている。





ザマァミロ!



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