NA・NA・MI
上機嫌になったアタシはマックに入り、コンビニで買った、おにぎりとお茶を口に入れながら携帯を出し、ドームをパラパラと捲った。
さぁ、何処で働こう?
とりあえず歌舞伎町のキャバクラで働くか。
この顔で、どのレベルの店が雇ってくれるだろうか?
まずは歌舞伎町で有名なお店を選び、電話をし面接の予約を入れた。
面接の時間が来て、アタシは有名店゛アンリ゛に入り、少し待ってみたけど、ボーイ達は忙しそうに動き回り、アタシを見ようともしない。
「あの、面接に来たんですけど!」