NA・NA・MI

上機嫌になったアタシはマックに入り、コンビニで買った、おにぎりとお茶を口に入れながら携帯を出し、ドームをパラパラと捲った。


さぁ、何処で働こう?


とりあえず歌舞伎町のキャバクラで働くか。


この顔で、どのレベルの店が雇ってくれるだろうか?



まずは歌舞伎町で有名なお店を選び、電話をし面接の予約を入れた。



面接の時間が来て、アタシは有名店゛アンリ゛に入り、少し待ってみたけど、ボーイ達は忙しそうに動き回り、アタシを見ようともしない。



「あの、面接に来たんですけど!」


< 368 / 425 >

この作品をシェア

pagetop