気まぐれなほのぼのちゃん。
「わゎっ、2人とも落ち着いてっと!」


「「?!」」


私は、二人の口の中に愛しのウィンナーちゃんを突っ込む。


「どお?ウィンナーちゃんおいしい?」


と言って、首をかしげるメイ。


「「//////」」


と、なぜか、二人揃って顔を赤くして黙った。


「あー!ずるいっ!メイ、私にもちょうだい!」


いつの間にか、復活したあっちゃんが可愛く口を開けて待ってる。


「むぅ〜、しょうがないなぁ〜はいっ!」


「もぐもぐ、ありがと!」


「いいえ〜」


「ふんっ。ふたりだけなんて、ずるいことさせるもんですか!」


あっちゃんが何か言ったみたいだけど、私は、お弁当に夢中で聞こえてなかった。

< 48 / 73 >

この作品をシェア

pagetop