魔法使いの三枝くん。


授業中も気になって気になって仕方なくて、

やっぱり本人に聞こうと思った。


(だって、あの現象は気になる!)


でもなかなか人気者の三枝くんに話しかけられないので……


「さ、三枝くん!」


話しかけるのは放課後になってしまった。

うぅ、私の意気地なし……。


『ん?どうしたの?』


しかも私なんかにも優しい三枝くん……

かっこよすぎです。


「ちょっと…、いいかな??」


『うん?いいよ』



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