初めての本当のスキ
2月のちょうど真ん中くらい
幸せ絶頂期
部活中
かなちゃが楽器庫から出てくるなり
ぱるを打楽器庫に連れてった。
「しょーじ、ふゆと付き合ってるんだよね?」
「うん?なに?」
「栞がさ、ふゆとメールしてるんだって。」
「「好きだよ❤」って」
何も言えなかった。
今までと変わらなかったから。
優しかったから。
気づかなかった。
泣きたかった。
ううん、いっぱい泣いた。
「しょーじ?
しょーじゎ幸せなの?
あたし、こんな風に傷つくしょーじゎ
もう見たくないよ?」
「栞ゎ強気だよ?…
なんでぱるなの?
栞の方が好きなのにって言ってた。」
って言われた。
もうみんなのところに行きたくなかった。
楽器だけ持ってきてもらって
打楽器庫にこもった。
練習なんてする気になれない。
誰にも会いたくない。
ケータイ開いたら
また涙が出てきた。
ケータイなんか無かったらって
床に投げつけた。
それと同時に悔しかった。
なんで栞にそんなこと言われなきゃいけないの。
ぱるだって好きだよ。
幸せなの?
幸せだよ。人の幸せ勝手に決め付けないでよ。
顧問の先生が来て
出ていかない訳にもいかず
渋々出てった。
そのときに合奏した曲ゎ
“粉雪”今でも覚えてる。
忘れられない。
なんで今日に限ってこの曲なのって
思った。
誰よりも先に音楽室から出た。
喋りたくなかったから。
ふゆにメールした。
普通だった。
なんか安心した。
でも、次の日も次の日も
栞ゎかなちゃ、部員のみんなに
ぱるのことを言ってた。
(土)の部活の日
この日ゎふゆの家に行くつもりだったから
早く帰りたかったのに
かなちゃに止められた。
「今日、ふゆの家に行くのかな?って
栞が言ってたよ」
そのとき、
正直、ほっといてって思った。
どっちなんだよ?
どっちについてんの?
「行くよ。早くしろって言われてるから
じゃまたね」
あくまでも明るくそう言った。
ちゃんと話そう
そう思うけど
ふゆの顔見ると
言えない。
別れたくない。
一緒にいたい。
って思っちゃうから。
幸せ絶頂期
部活中
かなちゃが楽器庫から出てくるなり
ぱるを打楽器庫に連れてった。
「しょーじ、ふゆと付き合ってるんだよね?」
「うん?なに?」
「栞がさ、ふゆとメールしてるんだって。」
「「好きだよ❤」って」
何も言えなかった。
今までと変わらなかったから。
優しかったから。
気づかなかった。
泣きたかった。
ううん、いっぱい泣いた。
「しょーじ?
しょーじゎ幸せなの?
あたし、こんな風に傷つくしょーじゎ
もう見たくないよ?」
「栞ゎ強気だよ?…
なんでぱるなの?
栞の方が好きなのにって言ってた。」
って言われた。
もうみんなのところに行きたくなかった。
楽器だけ持ってきてもらって
打楽器庫にこもった。
練習なんてする気になれない。
誰にも会いたくない。
ケータイ開いたら
また涙が出てきた。
ケータイなんか無かったらって
床に投げつけた。
それと同時に悔しかった。
なんで栞にそんなこと言われなきゃいけないの。
ぱるだって好きだよ。
幸せなの?
幸せだよ。人の幸せ勝手に決め付けないでよ。
顧問の先生が来て
出ていかない訳にもいかず
渋々出てった。
そのときに合奏した曲ゎ
“粉雪”今でも覚えてる。
忘れられない。
なんで今日に限ってこの曲なのって
思った。
誰よりも先に音楽室から出た。
喋りたくなかったから。
ふゆにメールした。
普通だった。
なんか安心した。
でも、次の日も次の日も
栞ゎかなちゃ、部員のみんなに
ぱるのことを言ってた。
(土)の部活の日
この日ゎふゆの家に行くつもりだったから
早く帰りたかったのに
かなちゃに止められた。
「今日、ふゆの家に行くのかな?って
栞が言ってたよ」
そのとき、
正直、ほっといてって思った。
どっちなんだよ?
どっちについてんの?
「行くよ。早くしろって言われてるから
じゃまたね」
あくまでも明るくそう言った。
ちゃんと話そう
そう思うけど
ふゆの顔見ると
言えない。
別れたくない。
一緒にいたい。
って思っちゃうから。