だから抱きしめた
ゆっくりと身体が離れていく。15センチ低い彩里の右肩に透哉の顔がのる。
「…好き、だよ。彩里さん。」
耳元に甘く響く声に鳥肌が立つ。そんなことを知らない透哉は、おまけとばかりに彩里の頬にもさらに甘い余韻を残す。
「っ…!透哉さん!?」
「…好きだから、止まれなくて。」
するりと離れた顔、と思ったらすぐに今度は左肩にのる透哉の重み。左の耳にそっと吐息がかかった。
「好き…。」
ちゅっと2回響いた音が、離れてくれない。今度は頬と耳に一度ずつキスが落ちた。
「っ…も、いい…。」
「だめ。僕がまだよくない。」
「顔が熱すぎるもん!」
「今更止まれないよ、オヒメサマ?」
彩里の額に透哉の唇がのった。透哉の唇が触れたところの熱の帯び方が異常だ。
「…透哉さんっ…。」
「そんな可愛い声出すと逆効果。」
右の首筋、左の首筋、鎖骨と透哉の唇が触れていく。顔が熱くて熱くてたまらない。
「…好き、だよ。彩里さん。」
耳元に甘く響く声に鳥肌が立つ。そんなことを知らない透哉は、おまけとばかりに彩里の頬にもさらに甘い余韻を残す。
「っ…!透哉さん!?」
「…好きだから、止まれなくて。」
するりと離れた顔、と思ったらすぐに今度は左肩にのる透哉の重み。左の耳にそっと吐息がかかった。
「好き…。」
ちゅっと2回響いた音が、離れてくれない。今度は頬と耳に一度ずつキスが落ちた。
「っ…も、いい…。」
「だめ。僕がまだよくない。」
「顔が熱すぎるもん!」
「今更止まれないよ、オヒメサマ?」
彩里の額に透哉の唇がのった。透哉の唇が触れたところの熱の帯び方が異常だ。
「…透哉さんっ…。」
「そんな可愛い声出すと逆効果。」
右の首筋、左の首筋、鎖骨と透哉の唇が触れていく。顔が熱くて熱くてたまらない。