肉食系男子に、挟まれて~アザーストーリー~【完結】
火照った顔を冷ます様に、私はメイクを落として冷水を顔にばしゃばしゃと当てる。
それから、洗顔して化粧水を浸透する様に手の平で塗り込んで行く。
「……」
“ならさ、俺を呼べよ!!いいか?
夜中に一人で歩くな!”
すっごく必死な顔だった。
私って、強引な人好きだったっけ。
好きじゃないって思ってた。
優しい人がいいって思ってて。
あ、ありかもだなんて、アホだ。流されている。
あーもう、ごちゃごちゃ考えたくない。
寝る。寝てやる。
明日だって、世間は土曜日でも学校行くんだから。
私は一度、鏡を見てからぱんっと顔を叩いて布団に潜った。