浮気彼氏【完】



本当は、誰にも、何も言わずに消えるはずだった。

私の存在なんて、最初から無かったかのように、ただ、消えて・・・。

そうして、いつか、皆んなの記憶からも消えて仕舞えば良いと思っていた。



・・・だけど・・・



伝えたくて仕方ない。



黎二に・・・



『ありがとう』を・・・





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