浮気彼氏【完】
☆8 SIDO黎二
愛のメールを見た後、愛の電話は繋がらなくてメールの返事も無かった。
オレは、兎に角愛に会いたくて、愛の家に向かった。
・・・でも・・・
愛の家は静まり返っていて、人の居る気配がない。
インターホンを鳴らしても、応答はなかった。
おかしい。
オレは、何だかよく分からない焦りのようなものを感じた。
そうしている間に、家の前に黒のセダンが止まり・・・
「・・・あなた誰?うちに何か用かしら?」
そう言って、車の助手席から降りてきたのは、愛とソックリな・・・派手な格好の女の人だった。