思い出の場所で②
次は、阿部を操る影のリーダー·志村。
悠紀を好きだと公言してる彼女は、悠紀に彼女がいることを知りつつも、周りを巻き込んで悠紀をモノにしようとしてるから面倒だ。
「ねぇ山口くん。
根本くんはどこに行ったの?
なんか、関根さんのコートを持って行ったけど、まさか私を置いて、関根さんのところに行ったんじゃないわよね?」
回りくどい言い方をしてくる。
だったら俺は、直球で返すだけだ。
「゛まさか゛じゃなくて、悠紀は亜弥ちゃんを追って行ったよ。
亜弥ちゃんは悠紀の彼女だから、当然と言えば当然のことだけどね」
「やっぱり関根さんが根本くんの彼女だったの?
でもさ、根本くんには私の方が合うと思わない?だって私、大学の準ミスだし…。
根本くんだって、彼女との約束を無視して私との飲み会に来るんだもん、私の方が好きだと思わない?」
はぁ?なんだこいつ?
自分が誘いを断れないようにしているくせに…
「それにぃ~。
わざわざ修一先輩と一緒に、根本くんがいるお店に来ちゃう人でしょ?
その方がおかしくない?」
志村の言葉に、俺は半分キレていた。
悠紀を好きだと公言してる彼女は、悠紀に彼女がいることを知りつつも、周りを巻き込んで悠紀をモノにしようとしてるから面倒だ。
「ねぇ山口くん。
根本くんはどこに行ったの?
なんか、関根さんのコートを持って行ったけど、まさか私を置いて、関根さんのところに行ったんじゃないわよね?」
回りくどい言い方をしてくる。
だったら俺は、直球で返すだけだ。
「゛まさか゛じゃなくて、悠紀は亜弥ちゃんを追って行ったよ。
亜弥ちゃんは悠紀の彼女だから、当然と言えば当然のことだけどね」
「やっぱり関根さんが根本くんの彼女だったの?
でもさ、根本くんには私の方が合うと思わない?だって私、大学の準ミスだし…。
根本くんだって、彼女との約束を無視して私との飲み会に来るんだもん、私の方が好きだと思わない?」
はぁ?なんだこいつ?
自分が誘いを断れないようにしているくせに…
「それにぃ~。
わざわざ修一先輩と一緒に、根本くんがいるお店に来ちゃう人でしょ?
その方がおかしくない?」
志村の言葉に、俺は半分キレていた。