カラダ探し~最終夜~
三日目
私が死ぬ事は必然だった。
「カラダ探し」で動かなければ、どうなるかなんてわかってるはずなのに。
助かるために振るったナイフで中島君を傷つけて、心の中に芽生えた罪悪感で身体が動かなくなってしまった。
夢であってくれたら、どれだけ気が楽か。
いつものベッドの上、目を開けた私は左手を顔の前に上げてみた。
カタカタと震えて、私の意思では抑える事ができない。
寒さや恐怖で震えているのとは違う。
自分がやった事を後悔して、不安でたまらないのだ。
私がやった事は間違っていたのかな。
それとも正しかったのかな。
どちらにしても、あの場所であっさりと殺された私を、遥が許すはずがないよね。
「はぁ……学校に行きたくないな……」
ベッドから足を下ろして身体を起こした私は、頭を抱えて溜め息を吐いた。
中島君が悪いとはいえ、間違いなく責められるだろうし、遥にも文句を言われるだろう。
弱った心で、それを受け止められそうにないよ。
壁にかかっている制服をチラリと見て……私はどうするべきか、時間ギリギリまで考え続けた。
「カラダ探し」で動かなければ、どうなるかなんてわかってるはずなのに。
助かるために振るったナイフで中島君を傷つけて、心の中に芽生えた罪悪感で身体が動かなくなってしまった。
夢であってくれたら、どれだけ気が楽か。
いつものベッドの上、目を開けた私は左手を顔の前に上げてみた。
カタカタと震えて、私の意思では抑える事ができない。
寒さや恐怖で震えているのとは違う。
自分がやった事を後悔して、不安でたまらないのだ。
私がやった事は間違っていたのかな。
それとも正しかったのかな。
どちらにしても、あの場所であっさりと殺された私を、遥が許すはずがないよね。
「はぁ……学校に行きたくないな……」
ベッドから足を下ろして身体を起こした私は、頭を抱えて溜め息を吐いた。
中島君が悪いとはいえ、間違いなく責められるだろうし、遥にも文句を言われるだろう。
弱った心で、それを受け止められそうにないよ。
壁にかかっている制服をチラリと見て……私はどうするべきか、時間ギリギリまで考え続けた。