カラダ探し~最終夜~
四日目
目を覚ますのが怖い。
学校に行って、カラダを納める事ができなかったと遥に言えば、間違いなく文句を言われる。
嫌だなあ……頑張ったつもりだったのに、最後にあんなミスを犯すなんて。
カラダを3つ納めて、世界が少し変わった。
嫌だと思いながらも目を開けて部屋を見渡すと、それだけで変化がわかる。
私の知らない「昨日」に、誰かが部屋に来ていたのか、飲みかけのペットボトルのお茶がふたつ、テーブルの上に置かれているし、制服だってハンガーから落ちたのか、床の上にあるから。
誰が来ていたのか想像しながら私は手を、目と目の間に当てた。
ここを思いっきり打って、すごく熱かった。
今は痛みはないけど、思い出すだけで脳みそがチクチクするよ。
そんな事を考えながら、私はベッドから足を下ろして立ち上がった。
世界が変わって、武司が少しでも立ち直ってくれるような事があってくれれば……。
床に落ちている制服を取り、ベッドの上に置いた私は部屋着を脱いだ。
そう言えば……「カラダ探し」をするからって、ここ何日かお風呂にも入ってないよ。
熱いお湯が懐かしく感じるな。
遥にお風呂場で「カラダ探し」を頼まれてから、どうも怖くてダメだ。
学校に行って、カラダを納める事ができなかったと遥に言えば、間違いなく文句を言われる。
嫌だなあ……頑張ったつもりだったのに、最後にあんなミスを犯すなんて。
カラダを3つ納めて、世界が少し変わった。
嫌だと思いながらも目を開けて部屋を見渡すと、それだけで変化がわかる。
私の知らない「昨日」に、誰かが部屋に来ていたのか、飲みかけのペットボトルのお茶がふたつ、テーブルの上に置かれているし、制服だってハンガーから落ちたのか、床の上にあるから。
誰が来ていたのか想像しながら私は手を、目と目の間に当てた。
ここを思いっきり打って、すごく熱かった。
今は痛みはないけど、思い出すだけで脳みそがチクチクするよ。
そんな事を考えながら、私はベッドから足を下ろして立ち上がった。
世界が変わって、武司が少しでも立ち直ってくれるような事があってくれれば……。
床に落ちている制服を取り、ベッドの上に置いた私は部屋着を脱いだ。
そう言えば……「カラダ探し」をするからって、ここ何日かお風呂にも入ってないよ。
熱いお湯が懐かしく感じるな。
遥にお風呂場で「カラダ探し」を頼まれてから、どうも怖くてダメだ。