居場所
街中を歩くと、いつも通りの人ゴミ。
沢山のビルが並んでいる…
お姉系…ギャル…カジュアル。
様々な店が並ぶ中、あたしと亜美は、お姉系とギャル系の間をとった中間の店に入った。
「うわぁーこれ優花に似合うんじゃない?」
亜美が手に持っているのはラメのキラキラとしたミニスカートだった。
「えっ…あたし?」
亜美はあたしの体にスカートをあててニコニコしながらあたしの全身を見ている。
「足はねださなきゃダメだよ。優花似合うし」
そういえばあたし、最近はいてないな…
昔はずっと履いてたっけ。
亜美はいつでもミニだよね。
「絶対それは亜美のほうが似合うよ」
「そっかなぁ…なんか、もぅ冬服ばっかりだね」
そっか…もぅそんな季節になってくるんだね…
こんなに一年が早い事も今、知ったよ…。
あたしと亜美はとにかく色々と買いすぎてしまった。