鈴が咲く【前編】
「うん...それでもいいかな?」
「もちろん!」
「あぁ」「よっしゃ!」
「おい、咲希。」
「?
龍也君?何?」
手招きされて近寄る
耳貸せ、と言われて
私の耳に顔が近づく。
龍也君が呼吸するたびに、
息がかかってくすぐったい。
ちょい、と首をすくめる。
「...大丈夫か?」
みんなに、弱ってるとこ見せたくないって思う“香林咲希”のことをわかってるのか、
みんなに聞こえないように、聞いてくれる。
「うん。
ありがとう...龍也君。」
「なっ...
別に」
そっぽを向いて照れてる。
つい、笑ってしまう。
「...外、食べに行くんだろ。
早く着替えて来いよ。」
言われてはっとする。
「あ、そっか。
.....ねぇ、
ちょっと着替えてくるから、
待っててもらっても良い?」
「え...あ、あぁ...」
「ちょっと行ってくるね?」
着替えかぁ…
キャラクター考えないとだよね…
バタン!
部屋のドアを閉めて、
クローゼットを開ける。
「うーん...」
ヒロイン、天然、女の子………
「よしっ!」
「もちろん!」
「あぁ」「よっしゃ!」
「おい、咲希。」
「?
龍也君?何?」
手招きされて近寄る
耳貸せ、と言われて
私の耳に顔が近づく。
龍也君が呼吸するたびに、
息がかかってくすぐったい。
ちょい、と首をすくめる。
「...大丈夫か?」
みんなに、弱ってるとこ見せたくないって思う“香林咲希”のことをわかってるのか、
みんなに聞こえないように、聞いてくれる。
「うん。
ありがとう...龍也君。」
「なっ...
別に」
そっぽを向いて照れてる。
つい、笑ってしまう。
「...外、食べに行くんだろ。
早く着替えて来いよ。」
言われてはっとする。
「あ、そっか。
.....ねぇ、
ちょっと着替えてくるから、
待っててもらっても良い?」
「え...あ、あぁ...」
「ちょっと行ってくるね?」
着替えかぁ…
キャラクター考えないとだよね…
バタン!
部屋のドアを閉めて、
クローゼットを開ける。
「うーん...」
ヒロイン、天然、女の子………
「よしっ!」