鈴が咲く【前編】
咲と式神達
ピンポーン
いつもどうりの時間になった
インターホン。
ドアの前で立っているのは
いつも一緒に居てくれるみんな。
でも、いつもと違うのは...
「わぁ!!
咲希ちゃん、その子何!?
かわい~!!」
「でしょ?
この子は九尾。私の式だよ!」
「そーなんだぁ!!」
そう
式達が、私の生活の中に居る。
「九尾」
足元をふよふよと浮いていた九尾は、
ピクッと耳を動かしてこっちを見る。
こてんと首をかしげる姿に、
「おいで」
と声をかけた。
ふわふわと飛んできて肩に乗る。
頭をそっとなでると、
嬉しそうに目を細めた。
「いーなぁー...」
羨ましそうに言う遠山君に
笑みがこぼれた。
「へぇ~
こんな式もおんねんなぁ
狐?」
「うん。狐だよ。
尻尾は多いし足首位しかないけど...」
へぇ~!
と感心したように九尾を見つめる。
「そろそろ行こうぜ?」
龍也君が言って歩き出す。
いつもどうりの時間になった
インターホン。
ドアの前で立っているのは
いつも一緒に居てくれるみんな。
でも、いつもと違うのは...
「わぁ!!
咲希ちゃん、その子何!?
かわい~!!」
「でしょ?
この子は九尾。私の式だよ!」
「そーなんだぁ!!」
そう
式達が、私の生活の中に居る。
「九尾」
足元をふよふよと浮いていた九尾は、
ピクッと耳を動かしてこっちを見る。
こてんと首をかしげる姿に、
「おいで」
と声をかけた。
ふわふわと飛んできて肩に乗る。
頭をそっとなでると、
嬉しそうに目を細めた。
「いーなぁー...」
羨ましそうに言う遠山君に
笑みがこぼれた。
「へぇ~
こんな式もおんねんなぁ
狐?」
「うん。狐だよ。
尻尾は多いし足首位しかないけど...」
へぇ~!
と感心したように九尾を見つめる。
「そろそろ行こうぜ?」
龍也君が言って歩き出す。