鈴が咲く【前編】
「敬語じゃなくてええよ。
同い年やし。」
「あ...うん。」
二カッと笑う関石君。
ピンポーン
エレベーターの扉が開いて、
二人が降りてきた。
「おぉ!光輝に龍也!
えらい遅かったなぁ!」
遠山君と...誰だろ...?
「あっ、咲希ちゃん!
寮、特別寮だったんだぁ~
すごいね!」
遠山君が笑ってこっちに歩いてくる。
「ほらっ龍も!
自己紹介!」
遠山君がうながす。
「...佐島、龍也。」
サシマ リュウヤ
「ごめんね、咲希ちゃん。
龍、女の子苦手なの。」
「あ、ううん。
よろしくお願いします!」
「あ、咲希ちゃん。
今度から僕と話すの、
敬語じゃなくていいからね?」
首をかしげながら言う遠山君は
下手な女の子よりもよっぽどかわいらしい。
「う、うん。
わかった!」
「じゃあ咲。
あとで行くから。」
「あ、うん!
待ってるね!」
翔に言われてうなずく。
「なんや?
今日なんかあるんか?」
同い年やし。」
「あ...うん。」
二カッと笑う関石君。
ピンポーン
エレベーターの扉が開いて、
二人が降りてきた。
「おぉ!光輝に龍也!
えらい遅かったなぁ!」
遠山君と...誰だろ...?
「あっ、咲希ちゃん!
寮、特別寮だったんだぁ~
すごいね!」
遠山君が笑ってこっちに歩いてくる。
「ほらっ龍も!
自己紹介!」
遠山君がうながす。
「...佐島、龍也。」
サシマ リュウヤ
「ごめんね、咲希ちゃん。
龍、女の子苦手なの。」
「あ、ううん。
よろしくお願いします!」
「あ、咲希ちゃん。
今度から僕と話すの、
敬語じゃなくていいからね?」
首をかしげながら言う遠山君は
下手な女の子よりもよっぽどかわいらしい。
「う、うん。
わかった!」
「じゃあ咲。
あとで行くから。」
「あ、うん!
待ってるね!」
翔に言われてうなずく。
「なんや?
今日なんかあるんか?」