鈴が咲く【前編】
「そ...っか...」
ホッとした振りをして
一息つく。
天狐様...大丈夫だったかな...
「寝てろ。」
そう言って寝かせてくれた翔に微笑む。
「ありがとう...ここって...」
「理事長室。
亮にぃに頼んで
休ませてもらってんだ。」
「そう...ごめん....」
「謝んなよ。
今亮にぃが誠にぃに
事情説明に行ってる。」
「そっか...
朝から授業受けてないんだ...」
体に力が入らない。
天狐様の召喚を無唱でしたとはいえ
こんなに霊力を
消耗すること最近なかったからな...
「寮に戻るか?」
「え...まだ授業が...」
「お前な。
今の状態で
授業まともにできねーだろーが」
図星。
そんな顔をしてぷくっと頬を膨らませる。
ホッとした振りをして
一息つく。
天狐様...大丈夫だったかな...
「寝てろ。」
そう言って寝かせてくれた翔に微笑む。
「ありがとう...ここって...」
「理事長室。
亮にぃに頼んで
休ませてもらってんだ。」
「そう...ごめん....」
「謝んなよ。
今亮にぃが誠にぃに
事情説明に行ってる。」
「そっか...
朝から授業受けてないんだ...」
体に力が入らない。
天狐様の召喚を無唱でしたとはいえ
こんなに霊力を
消耗すること最近なかったからな...
「寮に戻るか?」
「え...まだ授業が...」
「お前な。
今の状態で
授業まともにできねーだろーが」
図星。
そんな顔をしてぷくっと頬を膨らませる。