鈴が咲く【前編】
みんなから一人離れて
そのテンションについていけないでいると。

ガララ...

「おら~
席つけよ~?」

誠にぃがきた。


ぞろぞろと皆が席に戻って行く。

「きりーつ。
気おつけ、礼。」

「「「「はよざいまーす...」」」」



.......結局ほんとにやるのか
親衛隊なんて歯の浮くようなっ……




そう、心の中で叫んでみても、
誰かが気づくはずもなく
そのまま時間は進んでいった。

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