鈴が咲く【前編】
クラスメートside

翔太が、

全員を集めて話したこととは...





「いいか?お前ら、
咲はどちらかというと男が苦手だ。
あいつが移動するときや登下校。
俺ら四人じゃ、
守りきれないかもしれない。
咲は、慣れた奴には普通に接してくれる。
お前ら、咲と普通に話したいだろ?」




一斉に咲の方を見る。




(やっぱかわいいな)
(笑うともっとかわいいよな)
(他のクラスのやつらがべたべたすんのか?)


((((絶対いやだ))))








ぐるっと翔太たちの居る方に向き直る。



「お前らも、
咲を守るの、手伝ってくれねーか?
もちろん手伝ってくれんなら歓迎する。
...まあ、咲は男苦手だから、
こっそり守るようだろうが...」




「よっしゃあ!まかせろ!!」




「俺らで香林の
護衛をするってことだな!?」

「じゃあ、
香林親衛隊ってか!?」

「いいな、それ!」




「じゃあ、やるってことでいいんだな?」

翔太がそう問いかけると...









「「「「よっしゃぁ~~!」」」」





と、いうことがあったのでした。



クラスメートside  end
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