素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「まず、土曜日の会議の事だが無事に終えることが出来た」
橘部長が言えばあちこちで拍手が聞こえてくる。
労いの言葉も飛んできて少し恥ずかしい気分だ。
でもそれを言うのに何故、橘部長は怒っているのだろうか?
不思議に思いながら橘部長の方を見ていればゆっくりとその口が開かれた。
「だが、会議を妨害しようとしたものがこの中にいるみたいだ」
「はっ……妨害?」
橘部長の言葉にみんな一気に騒ぎ始める。
まさか……あの事を言う気じゃ……。
「橘部長、もういいじゃないですか。
会議は乗り越えたんですから」
私が言えば橘部長は鋭く目を光らせながら私を睨みつける。
「いい訳ないだろう」
そう言って橘部長は何かをデスクから取り出しみんなに見えるように掲げる。
あれは……私が作った企画書?
でも……何か破られているし……。
「これは先日、俺が佐藤に総務課に届けてくれと頼んだ資料だ。
それが届けられるどころか破られてゴミ箱に捨てられていた」
わ……。
捨てられていたんだ。
って言うかやるならもっと分からないようにやればいいのに……。
って、そう言う問題じゃないか。
橘部長が言えばあちこちで拍手が聞こえてくる。
労いの言葉も飛んできて少し恥ずかしい気分だ。
でもそれを言うのに何故、橘部長は怒っているのだろうか?
不思議に思いながら橘部長の方を見ていればゆっくりとその口が開かれた。
「だが、会議を妨害しようとしたものがこの中にいるみたいだ」
「はっ……妨害?」
橘部長の言葉にみんな一気に騒ぎ始める。
まさか……あの事を言う気じゃ……。
「橘部長、もういいじゃないですか。
会議は乗り越えたんですから」
私が言えば橘部長は鋭く目を光らせながら私を睨みつける。
「いい訳ないだろう」
そう言って橘部長は何かをデスクから取り出しみんなに見えるように掲げる。
あれは……私が作った企画書?
でも……何か破られているし……。
「これは先日、俺が佐藤に総務課に届けてくれと頼んだ資料だ。
それが届けられるどころか破られてゴミ箱に捨てられていた」
わ……。
捨てられていたんだ。
って言うかやるならもっと分からないようにやればいいのに……。
って、そう言う問題じゃないか。