素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「夏香!!」
会社に着き仕事をしていれば、隣のデスクから大樹が顔をこちらに向けて何かを私に突き出していた。
不思議に思い首を傾ければ、大樹は困ったように眉を下げた。
「この資料を代わりに総務課に届けてくれないか?
総務課の木山さんがどうも苦手で……」
木山さんというのは総務課のベテラン社員だ。
この会社では有名な男の人。
……悪い意味で。
嫌味な口調や態度が鼻につくらしい。
「いいよ!」
「悪いな!……気をつけろよ?」
「大丈夫だって!」
大樹から資料を受け取り総務課へと足を向ける。
私はあまり木山さんとは関わったことがないから平気なんだけど……。
大樹はかなり苦手そうだったな。
大樹は人付き合いが得意で、誰とでも仲良くなれる。
そんな彼があれほど苦手意識を持っているとなると……相当な人なのだろう。
そんなことを考えながら歩いていけば、若い社員が2人、前から歩いてきた。
「マジでムカつく!!」
「あぁ……木山の奴……」
2人の顔は怒りに満ちており険悪な雰囲気が伝わってきた。
しかも、その原因が今から私が会いに行く人だ。
何があったのかは知らないが、少し怖くなってきた。
会社に着き仕事をしていれば、隣のデスクから大樹が顔をこちらに向けて何かを私に突き出していた。
不思議に思い首を傾ければ、大樹は困ったように眉を下げた。
「この資料を代わりに総務課に届けてくれないか?
総務課の木山さんがどうも苦手で……」
木山さんというのは総務課のベテラン社員だ。
この会社では有名な男の人。
……悪い意味で。
嫌味な口調や態度が鼻につくらしい。
「いいよ!」
「悪いな!……気をつけろよ?」
「大丈夫だって!」
大樹から資料を受け取り総務課へと足を向ける。
私はあまり木山さんとは関わったことがないから平気なんだけど……。
大樹はかなり苦手そうだったな。
大樹は人付き合いが得意で、誰とでも仲良くなれる。
そんな彼があれほど苦手意識を持っているとなると……相当な人なのだろう。
そんなことを考えながら歩いていけば、若い社員が2人、前から歩いてきた。
「マジでムカつく!!」
「あぁ……木山の奴……」
2人の顔は怒りに満ちており険悪な雰囲気が伝わってきた。
しかも、その原因が今から私が会いに行く人だ。
何があったのかは知らないが、少し怖くなってきた。