素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「えー!!凄い!!
私にもやって!!」
「はい!!少々お待ちください!!」
私は口紅を持ちながらあっちこっちを移動している。
私が思い浮かんだアイディアは街中にいる人に声を掛けて実際に商品を試してもらう方法だ。
私が手本としてお客様の似合う色を作る。
それを繰り返していたらいつの間にか周りには人だかりができていた。
「この商品いいわね!!」
「ありがとうございます!!」
沢山のお客さんが……私の商品で笑顔になってくれる。
それが嬉しくて、思わず涙が出そうになる。
その時。
「どうですかこの口紅!!」
「1度だけでもお試しください!!」
訊きなれた2つの声が響き渡った。
「大樹!!佐藤せんぱい!?」
「なに泣きそうになってんだよ!!」
「これからだ!頑張ろうな!」
その優しい声に私の涙は笑顔に変わった。
そして、頼もしい2人と一緒に化粧品の試供品を配り続けた。
私にもやって!!」
「はい!!少々お待ちください!!」
私は口紅を持ちながらあっちこっちを移動している。
私が思い浮かんだアイディアは街中にいる人に声を掛けて実際に商品を試してもらう方法だ。
私が手本としてお客様の似合う色を作る。
それを繰り返していたらいつの間にか周りには人だかりができていた。
「この商品いいわね!!」
「ありがとうございます!!」
沢山のお客さんが……私の商品で笑顔になってくれる。
それが嬉しくて、思わず涙が出そうになる。
その時。
「どうですかこの口紅!!」
「1度だけでもお試しください!!」
訊きなれた2つの声が響き渡った。
「大樹!!佐藤せんぱい!?」
「なに泣きそうになってんだよ!!」
「これからだ!頑張ろうな!」
その優しい声に私の涙は笑顔に変わった。
そして、頼もしい2人と一緒に化粧品の試供品を配り続けた。