素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
全てを配り終えた時には、辺りは夕日に包まれていた。
「皆さんお疲れ様でした!!
ご協力感謝します!!」
「改まんなよ!!
夏香ちゃんと仕事が出来て嬉しかったよ!!」
「このまま販売部で一緒に働こうぜ!!」
販売部の皆にお礼を言ってその場は解散になる。
この場に残ったのは、私と大樹と佐藤せんぱいだ。
「2人とも本当にありがとうございました!!
……お仕事大丈夫ですか?」
「ばーか!!
何を気にしてるんだよ!!」
「それは夏香も同じだろ?」
大樹と佐藤せんぱいは本当に優しくて温かい。
でも1つ疑問が浮かぶ。
何故ここが分かったのだろうか?
その疑問を口に出せば驚く言葉が返ってきた。
「ん?橘部長が夏香が1人で頑張ってるから手伝って来てやれって」
「え?」
佐藤せんぱいの声に私は固まったように動けなくなった。
そんな私に大樹は少し照れくさそうに口を開いた。
「橘部長ってさ……嫌な奴かと思ったけど……。
いい所もあるんだな」
「大樹……」
「ま……まぁ嫌いなのは変わらないけどよ!」
大樹は顔を紅らめながらどっかを見ていた。
橘部長の優しさが大樹や皆に伝わるのは凄く嬉しい。
それに……橘部長が……私を想って2人を来させてくれたと思うと……。
胸が締め付けられる感じがする。
本当に……不器用だな……あの人は。
ふと空を見上げれば夕焼けと夜空が融合しようとする神秘的な空が目に映った。
明日……ちゃんとお礼を言わなきゃな。
そう心に誓いそっと目を閉じた。
「皆さんお疲れ様でした!!
ご協力感謝します!!」
「改まんなよ!!
夏香ちゃんと仕事が出来て嬉しかったよ!!」
「このまま販売部で一緒に働こうぜ!!」
販売部の皆にお礼を言ってその場は解散になる。
この場に残ったのは、私と大樹と佐藤せんぱいだ。
「2人とも本当にありがとうございました!!
……お仕事大丈夫ですか?」
「ばーか!!
何を気にしてるんだよ!!」
「それは夏香も同じだろ?」
大樹と佐藤せんぱいは本当に優しくて温かい。
でも1つ疑問が浮かぶ。
何故ここが分かったのだろうか?
その疑問を口に出せば驚く言葉が返ってきた。
「ん?橘部長が夏香が1人で頑張ってるから手伝って来てやれって」
「え?」
佐藤せんぱいの声に私は固まったように動けなくなった。
そんな私に大樹は少し照れくさそうに口を開いた。
「橘部長ってさ……嫌な奴かと思ったけど……。
いい所もあるんだな」
「大樹……」
「ま……まぁ嫌いなのは変わらないけどよ!」
大樹は顔を紅らめながらどっかを見ていた。
橘部長の優しさが大樹や皆に伝わるのは凄く嬉しい。
それに……橘部長が……私を想って2人を来させてくれたと思うと……。
胸が締め付けられる感じがする。
本当に……不器用だな……あの人は。
ふと空を見上げれば夕焼けと夜空が融合しようとする神秘的な空が目に映った。
明日……ちゃんとお礼を言わなきゃな。
そう心に誓いそっと目を閉じた。