素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「おはようございます」
「おはよう」
同じ目的地って事もあって一緒に会社に着いた私たち。
挨拶を交わしながらオフィスに入る。
「なんで夏香が部長と一緒に!?」
「何か怪しいな~」
ヒソヒソと聞こえる会話にばれないようにタメ息をつきながらデスクに向かう。
何が怪しいよ。
何も怪しくなんかないわよ!
と、思いつつ冗談だと分かってる為、私は何も言わない。
「夏香!」
「大樹~」
デスクにつき腰を掛ければ心配したような声が聞こえ、隣を振り向けば大樹の顔が目に入る。
やっぱり大樹は優しい。
皆が怪しいだの、なんだの噂してる中この人1人は私を心配してくれる。
「どうしたんだよ?
朝から部長と一緒に来るなんて」
「あぁ、電車が一緒でさ~」
そう言いながら椅子に座り大樹の顔を見つめる。
「な……なんだよ?」
うーん……。
何か今日の大樹いつもと違うような?
間違い探しをするように私は頭の中でいつもの大樹を思い浮かべながら、目の前にいる大樹を見続ける。
「おはよう」
同じ目的地って事もあって一緒に会社に着いた私たち。
挨拶を交わしながらオフィスに入る。
「なんで夏香が部長と一緒に!?」
「何か怪しいな~」
ヒソヒソと聞こえる会話にばれないようにタメ息をつきながらデスクに向かう。
何が怪しいよ。
何も怪しくなんかないわよ!
と、思いつつ冗談だと分かってる為、私は何も言わない。
「夏香!」
「大樹~」
デスクにつき腰を掛ければ心配したような声が聞こえ、隣を振り向けば大樹の顔が目に入る。
やっぱり大樹は優しい。
皆が怪しいだの、なんだの噂してる中この人1人は私を心配してくれる。
「どうしたんだよ?
朝から部長と一緒に来るなんて」
「あぁ、電車が一緒でさ~」
そう言いながら椅子に座り大樹の顔を見つめる。
「な……なんだよ?」
うーん……。
何か今日の大樹いつもと違うような?
間違い探しをするように私は頭の中でいつもの大樹を思い浮かべながら、目の前にいる大樹を見続ける。