素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「まっ!俺も自分の手で化粧品を作れると思うとワクワクしてくるけど。
俺を誘ったこと後悔しないでね橘さん!夏香ちゃんに似合う化粧品をたくさん作るから!
夏香ちゃんが俺を選んでも恨まないで下さいよ?」
「誘うんじゃなかったか?」
橘部長も怪しい笑みを翔也さんに向けていた。
実は、翔也さんも私たちと一緒に新しく会社を作る仲間だ。
翔也さんが本当は誰よりも化粧品を好きだって事を知って、橘部長は彼を気に入ったみたいだ。
翔也さんは翔也さんで、今契約している会社を辞めて私たちと行く事を決めてくれた。
これからはこの3人で新しい道を切り開いていくんだ。
そう思うと胸の高鳴りが止まらない。
大好きな化粧品を自分の思ったように作れるなんて幸せすぎる。
まぁ大変な事も多いだろうけど私たち3人なら笑顔で乗り越えられそうだ。
「泰東、そろそろ行くぞ。
昼休憩が終わる時間だ」
「はーい」
「じゃあ、また」
「はい!頑張りましょうね翔也さん!」
「泰東」
「待ってくださいよ!!」
翔也さんに手を振りながら私は橘部長の背中を追いかけた。
大きなその背中は逞しくて優しかった。
「橘部長」
「なんだ?」
「……頑張りましょうね!」
「当たり前だ」
俺を誘ったこと後悔しないでね橘さん!夏香ちゃんに似合う化粧品をたくさん作るから!
夏香ちゃんが俺を選んでも恨まないで下さいよ?」
「誘うんじゃなかったか?」
橘部長も怪しい笑みを翔也さんに向けていた。
実は、翔也さんも私たちと一緒に新しく会社を作る仲間だ。
翔也さんが本当は誰よりも化粧品を好きだって事を知って、橘部長は彼を気に入ったみたいだ。
翔也さんは翔也さんで、今契約している会社を辞めて私たちと行く事を決めてくれた。
これからはこの3人で新しい道を切り開いていくんだ。
そう思うと胸の高鳴りが止まらない。
大好きな化粧品を自分の思ったように作れるなんて幸せすぎる。
まぁ大変な事も多いだろうけど私たち3人なら笑顔で乗り越えられそうだ。
「泰東、そろそろ行くぞ。
昼休憩が終わる時間だ」
「はーい」
「じゃあ、また」
「はい!頑張りましょうね翔也さん!」
「泰東」
「待ってくださいよ!!」
翔也さんに手を振りながら私は橘部長の背中を追いかけた。
大きなその背中は逞しくて優しかった。
「橘部長」
「なんだ?」
「……頑張りましょうね!」
「当たり前だ」