素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
初プロジェクト!
「夏香!!
この色なんてどうだ?」
「どれ?
……うん、いいかも!!」
今は商品開発の真っ最中。
大樹と2人で白衣を着ながら多種多様の口紅と格闘中だ。
化粧品を作るのは大変だけど……やっぱり楽しいと思う。
しかも私が企画した奴だし!!
テンション高めな私に対して大樹は少し疲れた顔をしている。
それもそのはず……。
流石に3時間続けて開発室に籠るのはまずかったかな?
「大樹、少し休憩してきていいよ!」
「いや、大丈夫だ」
ニカッと笑顔を向けてくれるけどその裏には疲れが見える。
私は大樹の手から資料と口紅を没収する。
驚いたように目を丸くしながら私を見つめてくる大樹。
「だーめ。無理しないの」
「……分かったよ。って言うか夏香も休憩しろよ!」
「私は大丈夫だもん」
化粧品を作れる事が嬉しくて疲れなんて全く感じない。
むしろずっとやっていたいくらいだよ!
「はぁ……。本当に夏香は仕事バカだよな……」
「ふふっ。最高の褒め言葉ね」
「ハァ……じゃあ俺、休憩行ってくるわ。
佐藤せんぱい呼んでくるな」
「お願いね。行ってらっしゃい」
タメ息と共に大樹は開発室を出て行った。
この色なんてどうだ?」
「どれ?
……うん、いいかも!!」
今は商品開発の真っ最中。
大樹と2人で白衣を着ながら多種多様の口紅と格闘中だ。
化粧品を作るのは大変だけど……やっぱり楽しいと思う。
しかも私が企画した奴だし!!
テンション高めな私に対して大樹は少し疲れた顔をしている。
それもそのはず……。
流石に3時間続けて開発室に籠るのはまずかったかな?
「大樹、少し休憩してきていいよ!」
「いや、大丈夫だ」
ニカッと笑顔を向けてくれるけどその裏には疲れが見える。
私は大樹の手から資料と口紅を没収する。
驚いたように目を丸くしながら私を見つめてくる大樹。
「だーめ。無理しないの」
「……分かったよ。って言うか夏香も休憩しろよ!」
「私は大丈夫だもん」
化粧品を作れる事が嬉しくて疲れなんて全く感じない。
むしろずっとやっていたいくらいだよ!
「はぁ……。本当に夏香は仕事バカだよな……」
「ふふっ。最高の褒め言葉ね」
「ハァ……じゃあ俺、休憩行ってくるわ。
佐藤せんぱい呼んでくるな」
「お願いね。行ってらっしゃい」
タメ息と共に大樹は開発室を出て行った。