素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「あの……佐藤せんぱいは……?」
大樹は佐藤せんぱいを呼んでくると言った。
なのにここにいるのは橘部長だ。
白衣まで着てるという事は橘部長が私と一緒に化粧品を作るという事だろう。
……何で……!?
「佐藤は今別の仕事で手が空いていない。
何だ……俺じゃ不満か?」
「い……いえ、とんでもないです……」
「じゃあ、さっさと手を動かせ」
「……はい」
ジロッと睨まれて“はい、不満です”と言える人がいたらその人は勇者だ。
拍手するよ……。
別に橘部長が不満とかそんな事は一切ないけど……。
ちょっと怖いイメージはあるんだよね……。
表情があまり変わらないから……何を考えているか本当に分からないし……。
って言うか……橘部長、白衣……似合いすぎじゃないですか!?
なんか絵になるというか……。
「泰東、手が止まっている。
やる気が無いのなら……」
「や……やります!」
私はいそいそと手を動かす。
……やっぱり橘部長は少し怖いです。
大樹は佐藤せんぱいを呼んでくると言った。
なのにここにいるのは橘部長だ。
白衣まで着てるという事は橘部長が私と一緒に化粧品を作るという事だろう。
……何で……!?
「佐藤は今別の仕事で手が空いていない。
何だ……俺じゃ不満か?」
「い……いえ、とんでもないです……」
「じゃあ、さっさと手を動かせ」
「……はい」
ジロッと睨まれて“はい、不満です”と言える人がいたらその人は勇者だ。
拍手するよ……。
別に橘部長が不満とかそんな事は一切ないけど……。
ちょっと怖いイメージはあるんだよね……。
表情があまり変わらないから……何を考えているか本当に分からないし……。
って言うか……橘部長、白衣……似合いすぎじゃないですか!?
なんか絵になるというか……。
「泰東、手が止まっている。
やる気が無いのなら……」
「や……やります!」
私はいそいそと手を動かす。
……やっぱり橘部長は少し怖いです。