君への距離~僕らの未来~
どんな場所に立ったって、
どんな歓声を受けたって、
瞼を閉じればいつだって見える景色がある。
薄汚れたベンチや、
狭くてボロい、だけど落ち着く誰かさんのあの部屋や、
あの海や、
風や、
美味くて安いあのラーメンの湯気の向こうに見えた優しい笑顔や、
泥にまみれた深紅のユニフォーム、
周りには仲間が、
ベンチには
彼女が…
みんながいるから、
君がいるから、
僕は今も投げている。
これからも、ずっと