永遠の果て
7
お昼を適当に済ませ、二人で家を出た。
最寄りの駅から、電車で三つ先の駅に降り、改札をくぐり抜ける。
駅前の駄菓子屋がなくなり、コンビニが出来ていたことに、時間の重みを感じた。
駅からは、歩いて15分ほど。二人並んで歩き出す。
風景は変わってしまっても、この胸が締めつけられる匂いは変わらない。
「ねぇ、おばさん」
沈黙の中、前を向いたまま、真剣な顔をしている結衣ちゃん。
まるで、さっきまでのおちゃらけた結衣ちゃんとは、別人のようだ。
「どうかした?」
同様に、前を向いたまま言葉を返す。
「永遠って、あると思う?」
最寄りの駅から、電車で三つ先の駅に降り、改札をくぐり抜ける。
駅前の駄菓子屋がなくなり、コンビニが出来ていたことに、時間の重みを感じた。
駅からは、歩いて15分ほど。二人並んで歩き出す。
風景は変わってしまっても、この胸が締めつけられる匂いは変わらない。
「ねぇ、おばさん」
沈黙の中、前を向いたまま、真剣な顔をしている結衣ちゃん。
まるで、さっきまでのおちゃらけた結衣ちゃんとは、別人のようだ。
「どうかした?」
同様に、前を向いたまま言葉を返す。
「永遠って、あると思う?」