永遠の果て
「おばさん」
私を呼ぶ声を辿ると、さっきまで隣にいたはずの結衣ちゃんが、すでに体育館の真ん中に立っていた。
スリッパを脱ぎ、ゆっくり歩を進める。結衣ちゃんの前には、先輩らしき女の子。
「こんにちは」
ショートヘアーで、いかにも運動神経抜群、と言った感じの女の子は、ぺこりと頭を下げた。
「こんにちは」同様に返す。少し、昔の私に似てるな。
「先輩、うちのOBの詩織さんです。今日一日、一緒に練習に加わってもらってもいいですか?」
一緒に練習?気にかかったけれど、少し体を動かしたいのもあったため、何も言わないでおいた。
私を呼ぶ声を辿ると、さっきまで隣にいたはずの結衣ちゃんが、すでに体育館の真ん中に立っていた。
スリッパを脱ぎ、ゆっくり歩を進める。結衣ちゃんの前には、先輩らしき女の子。
「こんにちは」
ショートヘアーで、いかにも運動神経抜群、と言った感じの女の子は、ぺこりと頭を下げた。
「こんにちは」同様に返す。少し、昔の私に似てるな。
「先輩、うちのOBの詩織さんです。今日一日、一緒に練習に加わってもらってもいいですか?」
一緒に練習?気にかかったけれど、少し体を動かしたいのもあったため、何も言わないでおいた。