4つの通り名をもつ最強少女





『私が青月だよ~♪』


「青月が、雅??」

「じゃあ、あのときも、」

「雅ちゃんが…?」



あのときは、多分、牙鬼の時のことだろう



『そっ♪』


「雅、その人達、死神だよね?世界No.2
の」

『そうだけど??』

「なにやってんの?こっちきなよ」



お兄ちゃん、海斗が私に本気の目で言う



『ごめんね~?お兄ちゃんの頼みでも、それは無理かな?』


「なんでだ?」


『そらはね~、私が死神の…、
最強副総長だからだよ♪』



…私は、不死鳥を裏切ってから、総長の、

如月 麻貴(きさらぎ)の命令で副総長をやっていた。


それで、麻貴から何年かの自由をもらい、高校生として、過ごした。




「副…総長…?雅が…??」

『うん♪それで、少しずつ、海霸の情報、漏れてたでしょ?』


「はい、少しずつですか、漏れてましたね」


『あれね、私がやったんだよ♪』




麻貴に、自由になるためには、条件がある。そういわれた。その条件が。


海霸の情報を漏らせ。


私がここに入ったのは麻貴に頼まれたため。

そこに面白い奴らがいる。そいつらの情報を族ネットに少しずつ漏らせ。

と、族の名前は知らされなかった。

でも、面白い奴ら。っていってた。


それが海霸。

それがわかってから、毎日毎日、少しずつ、情報を、漏らしていった。


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