4つの通り名をもつ最強少女
18
お出かけ
ちょっとはやく来すぎたかな?
時間は9時45分。
昨日選んだ服できた。きちんと地毛。
緩く巻いて、リップや、薄いチークをつけた、ナチュラルメイク。
可愛いかなぁ…。
自分の格好をチラチラと確認する。
[おねぇちゃん]
[可愛いね~]
[俺らと遊ぼうよ]
チッ。ナンパかよ
『人を待ってるので』
[女の子~]
[なら一緒にいこ~よ~]
[なぁ?]
しつこいなぁ
私は殺気をだす。
[こっこいつっ]
ドスッ バキッ ドゴッ
よし、これでいい
「雅~!って、なにこのゴミ」
ゴミって、まぁ、その党利なんだけど
「雅、可愛い」
『あっありがとぅ////。
まっ麻貴も、カッコいい、よ?////』
麻貴の格好は、ジーパンに、白のロゴいりの服に、
黒の薄いパーカー
「いこっか///」
『うん///』
二人は顔を赤くして歩きだした。