4つの通り名をもつ最強少女



『フッ。近づくわけないでしょ?こんなところ。もう、私にも関わらないでよ?
これからは敵だから』


「あたりめぇだ。だれがてめぇみてぇな裏切り女と関わるか」



もうむり。帰ろう



『…じゃあね』



私は涙をこらえて未紀のところに戻った



「ククッ。じゃあ、戻るか。

でも、これからが本番だよ?」



それから倉庫にもどり、私は暗い部屋に放り込まれ、壁に縄で縛り付けにされた。


縄で縛られて殴られたり、蹴られたり、

ナイフでキズをつけられたりした。



食べ物は、二週間に一回。それも、水だけ


私はなんて不幸なんだろう。


それが5ヶ月続いた。


私は、作戦を考えた。

水飲むときは、ロープなどをとって、部屋の前に見張りがいるだけ。


服はボロボロだけど、逃げれるなら問題ない。


そして、今日がその日。



〔さ、早く飲め〕


下っぱらしい人に水が入ったコップを渡される。


それをすこし飲み、静かに地面においた。


そして、立ち上がり、下っぱを殴る。



ドガッ ドスッ
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