4つの通り名をもつ最強少女
未紀は私の縄をほどいて、また後ろで手首を縛り、外につれてかれた
バギッ ドゴッ ドスッ
あぁ。いいな。喧嘩、したいな
ついた場所はちょうど倉庫全体をみわたせる場所だった。
「凪斗達、いくぞ!!!」
「「「おう!」」」
幹部、かな。でも、今指示した人は総長。
あれ、副がいない。
上に上ってきた総長と幹部、あわせて4人
「総長だな?」
「フッ、そうだが?」
「その子をはなせ」
え?私??ってことは、この人たち、死神は、私のために来たってこと…?
「は?なんで」
「いやがってるだろ?」
「そんなの当たり前さ無理やりやってるんだからさ」
でも、この道を選んだのは私。
でも、それはみんなを守るため。
「いいからはなせ!」
総長が殴ろうとしたとき。
キラッ
『かっ…ぁ…ナィ…フ…ィャ…』
私の首もとにはナイフがあった。
このときの私はまだナイフが怖かった。
ナイフをみると、”あのころ”のことを思い出して体が震える
「あれ?総長が震えてるの?」
『ィャ…』
わかってるくせに…。私が、怯えてる意味がわかってるくせに…。
こいつは、私を挿したやつの子供。