4つの通り名をもつ最強少女
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目を覚ましたのは5日後だった。
聞こえるのは機会音と、誰かの寝息。
横をみると、あの、死神の総長が私の手を握って、規則正しい寝息をたてて寝ていた
『/////』
寝ている顔はまさに天使そのものだった。
「ん…、…ぁ、起きてる…?!」
総長は急いでナースコールを押した
そして、何やら話すと廊下からダダダダダと足音が聞こえた。
あのときと同じだ。でも、入ってきたのは違う先生だった。
ここは、あの先生の病院じゃないんだね。
よかった。
あのときとおんなじことをされて、あと5日で退院できるとのこと。
結構はやくてよかった。
先生が出ていって、診察の間、病室の外で待っているように言われて、待っていた総長が先生と入れ替わりに入ってきた。
「俺、如月 麻貴(きさらぎ まき)だ。
死神の総長な。よろしく」
『私は…。船橋 雅(ふなばし みやび)です。…不死鳥の…、元、総長です…。
よろしくお願いします…』
止まり止まりでいうと、総長、麻貴が驚く
「不死…鳥の…総長…?」
『いえ、元です。未紀にあんなことされてからみんなを裏切りました』
「裏切った…。
あぁ。あいつに、”殺すぞ”そういわれたんだな」
なんで、わかるんだろう。