4つの通り名をもつ最強少女
手術
そして、ついに、手術の日がきた。
もうすぐで麻酔をいれなれる。
麻酔をいれて、目が覚めたときには、終わっているだろう。
失敗すれば、あの世に。
成功すれば、またこの病室にくる。
ガラー
「蘭??」
『…未紀??』
「おう、いいたいことがあってな」
言いたいこと?珍しい…。
未紀は頭の後ろをかきながらボソッとはいた
「その…、今まで、、すまなかった…」
『…え??』
すまなかった…?すまなかった。
未紀が謝った?!!!!!
『え?ちょっ、どっ、どうしたの?いきなり』
未紀に謝られ、戸惑う私。
未紀は恥ずかしそうにそっぽをむく。
「…俺、こんなこと、本当にしたくなかったんだよ」
真剣な目で私の目を見ながら言う。
したくなかった?どういうこと?
自分の意識じゃないってこと??
「…お前を刺したのは、俺の父さんだ」
うん。それは知ってた。
顔も、声もそっくりだもん。
「俺は、父さんに言われてやったんだ…。
言うこと聞かないと、次は、俺を殺す。って…。」
言われてやった?なら、未紀の父さん、あいつは、私が生きてることを知ってたの?